宮崎市塗装業協会は11月7日、職場体験学習の取り組みである学校版「ゆめパーク」事業の一環として、宮崎市立住吉中学校で塗装の体験学習を実施しました。会員企業20社から約25人が参加し、2年生60人が塗装の仕事を体験しました。
開会挨拶で当会の平原勝利会長は、「塗装の仕事は、建物を綺麗にするだけでなく、建物を守るうえで重要かつ楽しい仕事」と説明。「実際に塗装をすることで、塗装の仕事を体験し、綺麗にしていく楽しさを学んで」と生徒たちに呼び掛けました。
注意事項や塗料の種類、使用する道具に関する説明を行い、20人を一組とする3グループに分かれて、校内のトイレ3箇所で作業を開始。事前に養生や下地処理を行った内壁等に、職人からアドバイスをもらいながら、生徒達が下塗りや上塗りを行いました。
生徒達は真剣な眼差しで、慎重に刷毛やローラーを動かしながら、トイレの内壁を綺麗に塗り上げました。参加した生徒は、「初めて体験して、想像していた以上に難しかったが、楽しんで取り組むことができた。完成が楽しみ」と話しました。