6日、宮崎市花山手の市民文化ホールで平成28年度の「安全衛生大会」を開催しました。大会には会員企業の代表や職員ら約40人が参加。安全講話や安全宣言を通じて、参加者一同は安全・安心な職場づくりの重要性を再認識すると共に、無事故・無災害の達成に向けた安全衛生活動の実践を固く誓いました。
挨拶に立った堂地会長は「作業員一人ひとりがヒューマンエラーを起こさないために、現場の安全管理を充実・強化することが大きな対策となる」と強調。10月1日から始まる全国労働衛生週間に向けて「今大会の内容を各職場や現場で活かし、労働災害ゼロを達成して欲しい」と呼び掛け、挨拶を締め括くりました。
また、安全環境委員会の今村章一郎委員長は「安全に対するひたむきな姿勢を持ち続ければ、必ず事故は無くなる。初心にかえり、連携や確認を取り合い、緊張感を持って無事故・無災害に努めていこう」と呼び掛けると共に、「積極的な労働災害防止活動を展開し、快適な職場環境づくりに努めて欲しい」と訴えました。
安全講話では、講師として招かれた宮崎労働基準監督署安全衛生課の木野宮柔剛課長が、建設業に於ける労働災害の発生状況及び事故事例、鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について、ふじもと美誠堂の藤元一生氏が「終活」について講演されました。
その後、参加者を代表して河野友樹氏(河野塗装)が「労働安全意識の啓蒙、安全作業の実践を追求すると共に、明るい家庭、明るい職場を築けるように日々努力することを誓う」と宣言しました。